あいづの作り手

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千葉 裕輝(ちば ゆうき)さん

誠実さと努力で育てた
甘くて瑞々しいアスパラを皆様に味わって欲しい

千葉さんは平成27年に24歳で新規就農し、今年で9年目を迎える若手就農者のホープ。アスパラをメインに、ミニトマト、かぼちゃ、米などを栽培しています。祖母の代から千葉家では家庭菜園を行っており、農業に親しむ機会が多い中で、自然と対話しながら働ける農業が自分にあっていると思い就農を決意しました。

野菜作りの師匠のもとで2年ほど農業の指導を受けた後就農しましたが、その後、福島県の名産でもあるアスパラの魅力に魅かれ、アスパラをメインに栽培してきました。最初はノウハウがない中始めたアスパラ栽培でしたが、JAのアスパラ部会やアスパラ農家さんに教えを受けながら、手探りで栽培を進めていきました。黒土と呼ばれる土壌がアスパラに向いており、2年目から順調に収穫が出来るようになりました。幸い大戸町は米作りが盛んな土地柄。完熟もみ殻やお米の稲わらを混ぜた堆肥や有機肥料を中心に与え、今では瑞々しく甘味の濃いアスパラが収穫できるまでになりました。千葉さんのアスパラを求めるリピーターも多く、お客様から「甘くて瑞々しくて本当に美味しい」との声を聞くと「アスパラを栽培して良かった」という気持ちでいっぱいになるそうです。

千葉さんの1日は早朝4時、アスパラ収穫から始まります。多いときは30kg~40kgほどの朝採りで瑞々しいアスパラを、「まんま~じゃ」や「リオン・ドール」へ出荷しています。ハウス栽培と露地栽培で3月~10月ぐらいまで出荷しています。

今後は水田をアスパラ畑に転換し、アスパラ収穫の規模を拡大していく予定です。将来は「アスパラ御殿を建てる」のが夢だと、はにかみながら語る千葉さん。その誠実な人柄がアスパラ栽培に現われています。